冬、2007

父が脳梗塞で倒れ2年半が過ぎました。わずかに左半身が動くのみで、最近心臓も弱ってきたようでつらそうです。大好きな食事も糖尿食で味気なくつまらなそうです。今は、食事も食べさせてもらっています。母は、月から金、私は、土、日の昼の食事に行っています。少しでも多く食べて元気になってほしいです。
母が苦労しているのに何の支えにもなれなかった中学生のころから、父を拒否し、非難してきたjきました。でも、父の良さも十分にわかっていたのです。
やせほそった父に食事をやりながら自分を反省です。

岡林信康さんの「冬、84」という曲の一節が、私の今と重なるような気がします。

ベッドでおやじが眠る まるで赤ん坊みたいに
しろいシーツが78年の 旅の重さを包んでいるのか

あんたの旅の途中から 歩きはじめた俺だった
部屋に冬の陽射しが溢れてた

俺のすべてをぶつけて 乗り越えようとしたあんたは
赤ん坊にもどって眠り 俺は二人の父親に


「話すことが大好きで調子がよくて、気が弱くて・・・。」
なんだか寅さんのような父・・・。私は、やはりあなたの息子です。

by jblnouno | 2007-12-04 00:46 | 音楽  

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